exhibition exhibitions exhibitions exhibitions exhibitions
グリーナウェイはアート・ブック「Tulse Luper in Venice」のため、水に関するスケッチを21×29.5cmの紙92枚に描きました。
通常の波、激しい嵐、大時化(しけ)、湿地帯や洪水が、白いページから立ち上り、それと同時に、絶え間ない変化を見せるブラックは、ダーク・ブルーとライト・ブルーが形作る陰影のための背景となっています。これらは水への独創的な賛辞でありながら、ひいてはヴェニスへの、ヴェニスの潟への、そして映画への賛辞でもあるのです。
多くのドローイングは水に関するものですが、中には数と文字への明確な言及や、引用が隠されてもいます。‘北のヴェニス’と呼ばれるアムステルダムの自宅で、グリーナウェイは黒インクにライト・ブルーとダーク・ブルー、茶色やセピア色を混ぜながら使うことでドローイングを制作、陰影をダイナミックに、ニュアンスをミステリアスに仕上げたのです。